統計データをみる限り、コロナとペストを同列に扱うのはどうかと思う。
コロナの高い感染率、だが決して高いとはいえない死亡率。
体力的に弱っている年配者の死亡率は高いが、健康な若者は心配しなくてもよい水準だ。
ペストのように、ものすごい勢いでかかり、死体の山が築かれるという状況とは程遠い。
もうすでに、全国にコロナウイルス自体は広まっていると推定するのが自然だ。
それを数値で見積もりたいところだが、何しろ、鑑定ができない。鑑定数がまだ少ない、局地的。
大都市圏でサンプリング調査して、見積もるのが一番確実なのだが、その方法がない。そもそも鑑定キットが不十分。
それよりも、風評被害や、過剰対応による経済被害のほうが、今の時点ははるかにおそろいしい。
病院でコロナ検査をしないのは、もし入院患者が陽性と判明したら、病院は閉鎖され倒産するから。この経済条件なら、しないのが当然だろう。誰かが生きるか死ぬかわからないのと、かたや、確実に自分が路頭に迷う、すぐ死ぬわけはないが、今の日本の金融業の商習慣でいえば、身ぐるみ剥がされホームレスになって、それこそ自分のほうがコロナにかかって死にやすくなるのと、どっちをとるかといえば、合理的な選択は明白だ。病院がつぶれてオーナーが返せぬ借金を抱え、誰がその経済保証をするのか?
咎めるのは簡単だが、あなたが同じ立場で、病院を倒産させて借金抱えられる勇気があるのか?
人が集まるイベント自粛で、収入の機会が奪われる人は大勢いる。
自分も含め、講師業、指導者業は最悪の見通しだ。
盆と正月が一緒に来るのではなく、リーマンショックと311が一緒にきた感じだろう。
(もちろん、これを機会にオンラインでのビジネスをする、そのくらいのことは誰だってやるし、考える。)
特定しようがない感染ルートをコメツキバッタのように探して、人間の動線を遮断することではなく、被害を食い止める、発症を防ぐ治療薬や治療方法をもっとオープンにすべき、広め、許可すべきだが。漢方でもアーユルヴェーダでも健康法でも周波数医療でも、何でも。
実際には感染を判断する段階で、診断キットの利権がからみ、十分にひろがらない。感染率を見積もりできない。
薬屋が損をするような、代替治療方法は、橋本のような厚生族に守られた医療マフィアの壁にあたり広がらない。
ひとつ言えるのは、今回のパンデミック騒ぎは、理屈の上では様々な「裏の支配層」立場にとってメリットがある、ということ。
今までの金融システムを維持したい人が犯人なら、そうせよ、という脅し。
そうではなく、新しい金融システムをつくりたい人が犯人なら、この経済停滞でモラトリアムを促し、新通貨体制に以降させる、ということ(ロスチャイルドが日銀の保有比率を下げることになり、実質国有化に近づいた、説もある。真偽は不明)。中国でデジタル新通貨の可能性の記事もあった。
警察国家、国民全員にチップを埋め込んで全体主義体制をつくりたい(軍人、警察、官僚主義者)が犯人なら、これはすばらしい実験であり、機会である。
米ドル覇権終了で、死にそうなメディカルマフィアは起死回生。軍産複合体が911以降テロとの戦い、という虚構で蘇ったように、パンデミックとの戦いという虚構で生き延びられる。
一般人で言えば、上記に絡んでいる御用商人ビジネス系は除き、大半の実体経済の担い手は損しかない。
「アブナイ、アブナイ」連呼する、不謹慎狩りに勤しむひとに言いたい。
仕事休んでも固定給が変わらず入ってくるなら、一部を経済被害者にまわしてあげられないか?
もっとも、その前に日銀と政府がモラトリアムを、徳政令を実行すべきではあるけれども。
最近、よく考える。事故のような不運な確率論の病気で死ぬのと、人為的で構造的な不条理による経済的苦境にあえいで苦しんで死ぬのと(他人の借金を背負って一家離散、生活保護とめられて凍死など)、どっちがいいだろう?
たけしが自殺者を救うほうが、と箴言したようだが、それこそFXで失敗して電車に飛び込んだりして死んだ人のほうが、少なくとも現時点ではコロナの死者よりは多いと思う。